Sanzoのクラクラライフバランス

後藤参三:Sanzoがゲームとか生活とかのことを垂れ流すブログです。ゲームは主にクラッシュオブクランの予定。

教える、説明する、ということ

そんなわけで私が、最近子供の世話でクラクラをサボりがちなSanzoです。

子供って、あたりまえですがあたりまえのことができないし、わからないですよね。うちの子は6歳になっていろいろ理解してきましたがやはり子供で、大人ならわかって当然のこともわからずに何か間違えたり失敗したりします。そんな時、「何でできないの」って言ったってわかりません。だってまだ知らないんですもの、正解を導く方法を。だから、どうしてそういう結果になったのかをいっしょに考えます。そうすることで、正解に辿り着く方法が身につくだろうと思うわけです。

 

さて。これってなにも育児に限ったことじゃないですよね。部活で後輩を指導する時、会社で新人に仕事を教える時、そしてもちろんクラクラで初心者をクランに迎えた時。

初心者はわからないことばかりです。クラクラの定石はもちろん、社会経験の少ない人だと、クランチャット上でのコミュニケーションのしかた、礼儀や立ち回りもどうしたらいいかわからないケースもあります。

そんな時、「どうしてできないの?」「考えればわかるでしょ」と突き放す前にまず、「この人は何がわからなくてこのような結果になっているのだろうか」と想像して、その点についての理解があるかどうかを確認してみるといいです。

ラクラの攻略記事や動画の存在を知らないのかもしれない、クランチャットを誰もが常に確認してると思い込んでるかもしれない、私をリーダーのサブ垢だと誤解してるかもしれない…

そういう想像、確認することで誤解が減り、どう説明してあげればいいかの方向性が定まり、効率的に教えることができます。ただ、その時に気をつけたいだいじな点をいくつか。

 

問い詰めるような、責め立てるような文体にならないようにすること

チャットという場は言葉の抑揚や表情が無いぶん、攻撃的な文体は誤解を産みがちです。初心者は不安な気持ちを抱えている人が多いですからなおさら責め立てられていると解釈しがちで、そこからコミュニケーション不全に向かってしまうこともあります。

 

次に

専門用語を相手が知らないかもしれない可能性も考慮すること

これはほうぼうで言われていることですね。なので、ここに重ねて

相手の「専門用語の認識、解釈」が自分の解釈とズレていることも想定すること

コミュニケーションのミスやいわゆる「伝言ゲームで情報が変わっていく」系の原因のほとんどは「言葉の定義のズレ」だと個人的には思っています。教えても伝わらない、会話が噛み合わないと思ったらまず言葉の定義の確認をおすすめします。そして、さらにもう一点。

見栄や流れで、本当は言葉の意味を知らないのに知っているふりをしてしまうのは人のSaGa

ということも頭に入れておくと何かの役に立ちそうです。

 

さいごにひとつ。

「ふつうは」「一般的に」などを使うときは細心の注意を払う

常識や普通ってのは、立場や環境や時代によって変わります。これについては以前、こんな記事も書きました。

https://sanzo-g.hatenablog.com/entry/2018/09/02/000747

あなたが「クラクラの常識」と思ってることは、「あなたのクランの常識」「クラクラツイッタラーの常識」でしかないかもしれません。世間は狭く世界は広いです。あたりまえなことが通じない可能性も考慮に入れておくと、誤解の突破口になることがあります。

 

以上、ちょっと思いついた「教える側」が気をつけたいことを書きました。でもこれ、教えられる側が、「自分が理解できなかった時の免罪符」にして欲しくはないです。教えてもらう側も、教えられるだけではなくて自分で考えたり調べたりしてほしい。それをおこたって、「教え方が悪い」と責任転嫁していると、誰も得をしません。

 

自分には何かが足りてないかもしれない、自分が間違えているかもしれない、とお互いが常に意識していないと人間関係はこじれます。

こじれてないなら、それは意識してない側が無理してるだけです。間違いなく。

 

ではでは。